第94回 日本衛生学会学術総会

 桜島は、鹿児島のシンボルです。会場の県民交流センターへの交通機関の乗降口になります市電の水族館口やJRの鹿児島駅(新幹線の停まる鹿児島中央駅とは異なります)から、その姿を見ることができます。「鹿児島の自然」ということで、上部、緑色の樹木は、屋久島の杉群です。衛生学会でも例年活発に議論される「森林医学」に通じるところがあります。また、海岸線は、奄美大島の風景です。懇親会では、奄美の伝統文化である「島唄」の披露を予定しています。「鹿児島の食」ということで、黒豚とお茶、黒酢を取り上げています。いずれも、栄養素の豊富な食品です。「鹿児島の人」として、高木兼寛先生と丹下梅子先生を取り上げています。高木先生は、宮崎生まれですが、鹿児島で医学を学び、食事による脚気の予防法を考案されました。また、丹下先生は、日本最初の女子大生3人のうちの1人で、いわば「日本で最初のリケジョ」とも言えます。いずれも、ビタミン学や栄養学に関連の深い先生です。本学会では、栄養関連ということで、いくつかのシンポジウムや市民公開講座を設定する予定です。
お知らせ
2023.04.25公募シンポジウムの案内を公開しました。
2023.04.03ホームページを公開しました。